木材塾
8/22(木)
第3回「木材塾」出席 (塾長:鈴木信哉 中部森林管理局長)
・木材塾の目指すところ
日本は森の国。では、木の国かというと、世界最古の木造建築物「法隆寺」が千三百年を経て現存しているように、木を活かす風土ではあったものの、非木造政策により木に代わる様々な製品が生活の中に浸透、残念ながら「木の国」とはいえない状況である。
一方、この間、ヨーロッパでは木造のビルが各地で建設。さらには、スウェーデンでは、住宅設計コンペに34階建ての木造高層マンションの提案がなされるなど、木を活かす技術は海外において確実に進展している。
こうした中で、鈴木塾長は、「公共建築物等木材利用促進法」の公布という、長年の非木造政策を大転換した当事者。「木材塾」は、この鈴木塾長を羅針盤として、信州の木の文化の再生に向けた様々な提案・取組みを、職域を超えて行うものである。