8/26県道箕作飯山線改修期成同盟会総会

この期成同盟会が設立されたのは、昭和35年2月29日であるということです。実に49年、半世紀が経過していますが、栄村箕作・野沢温泉村明石間1.7kmが開通していません。この路線は生活道路としても重要ですが、仮に国道117号がストップとなった時には迂回路として、どうしても確保しておかなければなりません。また、総延長12kmのうち改良率は32%、舗装率は87%であり、より一層の改修整備が必要です。
当初、未開通の1.7kmはトンネルということで計画されましたが、工事費や工法の問題で、ここに来て橋を2本架ける案が浮上しました。
これにより、農地がなくなる地権者や様々な過去の思い等がある方々にとっては、即座に「了解!」とはいかない状況であると思います。しかし、中期総合5ヵ年計画にも調査区間として採択され、次期計画には事業化される見通しです。
飯山野沢温泉線の戸那子地区は、およそ30年前にバイパスを建設するという県の計画に当時の地権者の理解が得られず×になってしまいました。最近になり地権者の代も替わり用地交渉に応じると言う気運になりましたが、30年前のいきさつを考えたとき、県としてその心中は穏やかではないと思います。
何事にも「タイミング」というものがあります。相手がその気になっている時に多少の妥協をしても、話を進めることが必要かと思います。30年前の戸那子の轍を踏まぬよう、関係各位のご努力に期待するものであります。