重要文化財 牛伏川階段工

11/12(月)

松本市Mウィングで開催された「重要文化財 牛伏川階段工」防災遺産シンポジウム に出席しました。

本年7月9日に松本市の牛伏川階段工が重要文化財に指定されました。県管理の砂防施設として全国初のもので、砂防施設としては富山県の「白岩砂防えん堤」に続く全国2番目です。この工事は明治31年~大正7年の間に100余基の石堰堤、全長9kmに及ぶ石張水路などが造られました。

飯山市の小菅神社の研究で有名な笹本正治信大副学長の基調講演や、北村勉県建設部長を交えてのパネルディスカッションなど盛り沢山の企画で、およそ400名の方が聴講されました。

砂防施設を文化遺産ととらえ、学習することにより、地域づくりに繋ぐ地元育成会の発表もあり、大変勉強になりました。