8/4新潟県・長野県議会議員道路等整備問題両県議員連絡協議会研修会

今日は、研修会で上越市に行って参りました。新潟県議会議員7名、長野県議会議員は宮沢敏文世話人以下6名の出席でありました。
新潟県・長野県議会道路整備問題両県議員連絡協議会研修会

議事のひとつとして上信越道4車線化事業概要の説明がありましたが、本年4月27日に開催されました「国土開発幹線自動車道建設会議」において、信濃町~上越JC下までの38km区間の整備計画が決定され、510億円の追加事業費が予算化されました。また、平成15年10月に着手されました豊田飯山~信濃町間13.2kmも本年秋に完成となり、進捗率は94%ということであります。
高速道路4車線化

この区間はたびたび濃霧が発生し、トンネルも5箇所あり、2車線では本当に危険な箇所でありましたので大変うれしい限りです。8月8日(土)には、4車線化工事完成プレイベントが開催されます。私も時間がとれたら参加してみたいと思います。

直江津港の現状と展望についても説明がありました。以前より長野県から新潟県へ直江津港に対して協力金(?)が支払われていましたが田中県政で打ち切られ、村井県政になって復活いたしました。港湾のない長野県にとって、直江津港の存在は大変重要であります。そして、それはJR信越本線の存続にも絡む話であり、他県にあってもある程度の負担は必要で、それが長野県の産業振興につながってくるものと思います。
直江津港

隣接の上越火力発電所の建設現場も見学いたしました。これは中部電力の施設で、平成24年運転開始予定となります。平成17年より2年かけて基礎地盤工事を行ったということですが、巨大なタンクと高い煙突(完成時、150m)に圧倒されました。このタンクには、-160℃のLNG(液化天然ガス)が180,000kl貯蔵されます。
火力発電所建設 火力発電所内部

現在、この現場の作業員は900名ほど。秋には1,200名に増えるとのことですが、この内25%~30%は地元の方々と伺いました。また、隣の敷地には、将来東北電力、国際石油開発帝石の2社も進出される予定です。本当に羨ましいことですが、海の無いことを嘆いていても仕方ありません。

長野県にあるものを活かし、どのように産業振興をはかっていくか?改めて考えさせられた1日でした。