委員会県外視察
10/31~11/2の日程で、福島県・茨城県の県外視察に行って参りました。
・東京電力廃炉資料館では、原子力事故の記憶と記録を残し、決して風化させることのないよう廃炉事業の全容と進捗状況を確認いたしました。30~40年後になるであろう廃止措置終了までの道のりは長く険しいものがありますが、中長期ロードマップの目標行程にそって作業に取り組んでいただきたいと思います。
・福島県庁では、風評被害の状況を伺いました。福島の正しい姿や魅力を積極的に発信し、イメージ向上が図られることを強く望みます。
・2月28日に竣工した福島県警察本部庁舎を視察しました。地上6階(一部7階)の「非常時に強い庁舎」を基本的な考え方とし、ライフラインが絶たれた場合でも7日分の電源や給排水容量が確保してあるとのことです。警察本部庁舎は、非常時の危機管理はじめ日頃の警察業務が充分果たせる機能を持つべきと痛感しました。
・茨城県境町は人口2万4000人の規模ですが、全国初となる自動運転バスの定時運行をしています。また、令和4年度ふるさと納税額が59億円余で6年連続関東1位となり、建築家・隈研吾氏の設計した建物が6施設もあります。財政的にも良好で積極的な行政運営がされており、大いに参考となりました。